一様分布の平方変換
問題
確率変数Xが[0,1]上の一様分布に従うとき、Y=X2の累積分布関数、密度関数、期待値、分散を求めよ。
解答
新しい確率変数をY=X2とおきます。このとき確率変数X,Yに対する2つの密度関数の関係は、
fY(y)=fX(x)dydx
となります。
よって、X=[0,1]であることに注意すれば、確率変数Yの密度関数は
fY(y)=⎩⎨⎧2y10(0≤y≤1)(otherwise)
となります。
確率変数Yの累積分布関数はFY(y)=∫−∞yfY(y′)dy′なので、(i)y<0、(ii)0≤y<1、(iii)y≥1のときに場合分けする必要があります。(i)と(iii)はそれぞれ明らかに0と1なので、(ii)を計算すればよいです。実際に計算すると、
FY(y)=∫−∞yfY(y′)dy′ =∫0y2y′1dy′ =y
なので、したがって累積分布関数は
FY(y)=⎩⎨⎧0y1(y<0)(0≤y<1)(y≥1)
となります。
期待値は
E(Y)=∫−∞∞yfY(y)dy=∫01y⋅2y1dy=∫012ydy=[21⋅32y3/2]01=31
です。
分散を求めるために2次のモーメントを計算すると、
E(Y2)=∫−∞∞y2fY(y)dy=∫01y2⋅2y1dy=∫012y3/2dy=[21⋅52y5/2]01=51
となります。よって分散は
V(Y)=E(Y2)−[E(Y)]2=51−(31)2=51−91=454
となります。
参考資料