Gauss分布のモーメント生成母関数
Gauss分布
p(x)=2πσ1exp[−2σ2(x−μ)2]
が与えられた時、n次のモーメント⟨(x−μ)n⟩が
⟨(x−μ)n⟩={(n−1)!!σn,0,n is even,n is odd.
となります。
定義より、平均値周りのn次のモーメントは
⟨(x−μ)n⟩=2πσ1∫−∞∞dx(x−μ)ne−(x−μ)2/(2σ2)
で与えられます。
nが奇数次のとき⟨(x−μ)n⟩は
⟨(x−μ)n⟩=2πσ1∫−∞∞dx(x−μ)ne−(x−μ)2/(2σ2)=2πσ1∫−∞∞dyyne−y2/(2σ2)=0
です。ここで、xに対しy=x−μと変数変換を施しました。
nが偶数次の場合の積分を求める。Gauss積分の結果が
aπ=∫−∞∞dye−ay2
なので、これをaで偏微分すると
−21πa−3/2=−∫−∞∞dyy2e−ay2
となります。
さらに繰り返し微分することで
(−1)2π221⋅3a−5/2(−1)3π231⋅3⋅5a−7/2π2n(2n−1)!!a−(2n+1)/2=(−1)2∫−∞∞dyy4e−ay2=(−1)3∫−∞∞dyy6e−ay2⋮=∫−∞∞dyy2ne−ay2
が分かります。
ここで、m=2nとa=1/2σ2であることを使うと
π2m/2(m−1)!!(2σ21)−(m+1)/2⇔π2m/2(m−1)!!2(m+1)/2σm+1⇔(m−1)!!2πσm+1⇔(m−1)!!σm=∫−∞∞dyyme−y2/(2σ2)=∫−∞∞dyyme−y2/(2σ2)=∫−∞∞dyyme−y2/(2σ2)=2πσ1∫−∞∞dyyme−y2/(2σ2)
です。よって、mをnに再びラベルすれば(2)が得られます。